森田浩光さんのごく初期の演出＆作画ですが、見たら思い出すかもしれないけど…私は覚えていない(森田氏ゴメン！）。彼と私は虫プロ入社がほぼ同期の友人です。過日放送のりんたろうさん演出の「雪女」で矢澤範生さんと一緒に作画を担当してた人、というより、虫プロの「ムーミン」での作画監督の方が著名かな。虫プロ最後のＴＶシリーズ「ワンサくん」も彼がやってます。「昔ばなし」では私の演出した「たろ丸の話」で作画を担当してもらった。画像はちょっと強引だけど、その「たろ丸の話」のキャラ表。彼じゃなくて、私のデザインですけどね(笑）。今後の再放送（あと何本？）のラインナップにはおそらく入らないでしょうから、このタイミングで載せちゃえ！この話に息吹を与えて＜隠れた名作＞にしてくれたのは森田さんみたいなものですから、そのご縁で。番組では、この後から演出もやられるようになったと記憶しています。
「うぐいす長者｣の美術の槻間八郎さんは、私と同様、竜の子プロから虫プロに移った方で、飄々とした気の良いおじさん。この後に、急逝されたのが残念です。
もう一本の「きつねのボッケ」は杉井ギサブローさんと馬郡美保子さんのコンビのものですね。ペンネーム＜漉田実＞でなく杉井名で作られてるから、番組も中期頃になるのでしょうか、こちらも私は未見です。
