暑い中、_

このところ、仕事の場を家に戻すため、膨大な書籍資料をせっせと仕事場から自宅へと運んでいる。毎日少しづつの入れ替え中です。本ってホントに重い!いやぁ、汗だくになる。大型本は置いていきますがね。これを機会に、もう使いそうもない本は思い切って処分すればいいんだろうけど、なかなかねぇ…。はてさて、いつごろ完了することやら…。ま、気長にやるさ。入れ替える娘の本も三千冊は有る。まったく似たもの親子だ。もっともこっちは大半が少女コミック。そりゃぁ壮観だよぉ!まるでマンガ喫茶(笑)。
まぁ、私的なことはともかく、昨日の「まんが日本昔ばなし」の「河童の雨ごい」は演出・杉田実、作画・高橋信也となっていましたね(番組HPでは杉井ギサブロー。「杉田実」の名前の由来は既述)。私が引用した資料の元ネタにミスがあったのかな?(無いとは言えない。実際、私の作画が別人になってたこともあるから)。キャラクターは完全に杉井さんのものですし、動きも前田庸生さんのタッチです。この当時は杉井さんは絵コンテだけで(ご本人は旅の絵師をされていた)、実際の演出は前田さんが代行してましたから、高橋さんの原画に、かなり前田さんの手が入っていたということでしょうか。美術も緻密でしたよね。
次回は一週おいて30日に「おいてけ堀」と「八郎潟の八郎」だって。「おいてけ堀」は石黒昇さんの作品。正直、私は記憶の外。外注作品の一つだったし、おそらく私は観ていない。「八郎潟の八郎」は演出は藤本四郎さんだけど、阿部幸次さんの美術、作画がメイン。私の記憶が正しければの話ですが、阿部さんはアニメーターじゃないんで、この作品、通常のアニメでなく、絵本的な映像となっている筈。馬郡美保子さんで成功したところから始まった、美術主体の止め絵作品の一つですね。
自宅の方に金山明博さんからTEL。パーティー参加のお礼とか。いやいやこちらこそ、楽しい機会をありがとうございました。今後も絵画に邁進される決意をご表明。嬉しいですね。