ウンチク_

さらしなそば(自宅にて)

雨でもないのに、今日も出足が悪く…
二八が10(大盛り3)、十割5(大盛り2)、茶そば2、さらしな1の計18食。それと、そば打ち体験がお一人(♀)。
うーん、20に届かずか……
それでも先週の倍だぜッ!と、ポジティブにポジティブに♪
今日の変わりそばは真っ白な<さらしなそば>を打ってみました。
青しそとかは混ぜずに更科粉(8)と割り粉(2)だけの基本打ち。
切り幅は1ミリあるかなしかの極細にしたので、茹で時間は20秒でも長すぎるくらいです。
茹で上がったところでも、そうめんより細い!
しっかりと水切りして、ふわっと盛るのが難しい…
茶そばは抹茶を挽きぐるみに混ぜ込んで、切り幅は1.1〜1.2ミリくらい(茹では30秒弱)。
二八そばは1.3ミリと、総じて私の打つそばは細いです。
元来、麺類は細い方が旨い!!!と思ってるので。
うどんやラーメンも、もちもちの太麺よりツルツルしこしこの細麺が好み。パスタもだな。
それはともかく、
そばは江戸の昔から「切りベら23本」といって、畳んだ麺体の1寸の幅を23本に切るのが職人の基本でした。
これがまさに1本が1.3ミリという計算になります。
何でそんなに細く切れるの?とも訊かれますが、切れるのです(包丁のせい?)。
0.1ミリの差が分かるのは、マンガのペン入れの線とも通じるところだしね(笑)。
そばは、のしの厚みで切り幅も決まるといわれています。
麺は茹でると湯を吸って膨れますが、1.5ミリの厚さを1.3ミリ幅で切れば、麺棒でのされてコーティングされた上下面からの湯の浸入よりも、切った断面からの方が湯が多く入り込むので、より多く膨らみ、茹で上がりの麺の切り口は正方形に近付くという理屈。
つまり、1.5ミリの厚さを1.5ミリ幅で切ったのでは、茹での断面が横に膨らんでしまうということ。
のした厚みより、若干細くというのが基本ということになりますね。
これ<そば打ちの科学>です(ホンマかいな・笑)。
ということで、私もウンチクなど言ってみました。
必見!と言っていた「永島慎二・原画&油彩展」に、結局は行けなかった。
最後の機会だったはずなのに…残念!
マンガ原稿の受け渡しが日々迫っているので、致し方なし。
今月の中旬(15〜20日)には「みろの会」(地球堂ギャラリー)が待っている。

行けるかしら…
PCの液晶モニター、あらためてネット購入した中古ジャンク品?(激安)が届く。
普通に使えるじゃんく♪
せっかくのワイドモニターだったが、当面はテレビ視聴用に移行だ。